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(タイ)
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(タイ南部)
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(タイ南部)
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(タイ南部)
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 トビハゼ行脚 〜世界編〜

  ラノーン(タイ南部) その2. ミャンマーの対岸エリア

  センターから船で約40分ほど下流へ行くと、アンダマン海へ出ます。対岸にはミャンマーの町が見えるところです。
 この船に乗って川を下っていきます。支流のひとつとはいえ、とても大きいのです。ましてや本流はとても幅があり、地図上でなければどこが河口か分からないです。陸路では道路がないので、船を使って出るのです。

  船で出かけていくと、どんどん川幅が大きくなっていきます。すると、河岸べりに養殖や漁業を営む部落がいくつか見えてきます。
 いけすを浮かべてあったり、網を乗せた船が走っていたり、もぐって貝やカニを取る人たちがいました。
 冬になると、エチゼンクラゲの仲間と思われるピンク色できれいだけど、ものすごく大きなクラゲが川にたくさんたまります。漁師さんたちは、朝まずこのクラゲたちを網ですくって取り除いてから、川に潜ったり漁に出たりします。とったクラゲは中華料理屋に売られるそうです。
 
 完全に海に出てしまうと、対岸にミャンマーの一番南の町であるビクトリーポイントが見えます。
そしてハッサイカオというところに着きました。着いた時は満潮だったので、一番海側に生えている木は根元が水の下でした。
 潮が引くと広大な泥の干潟が現れるのです。このあたりは潮位差が5mくらいあるので、遠浅のこのあたりはみるみるうちに干上がっていきます。
 ムツゴロウやトカゲハゼたちは、潮が引いて泥面が出てきてから活動開始です。しかしトビハゼたちは、満ちていても水の中にはいません。
 潮位が高いときは、木の根元あたりは水没していますが、トビハゼたちは木の幹や枝にくっついて潮が引くのを待っています。
  
 みんなで「気をつけ」して、潮が引くのを待ってますね。
 満潮のときは、みんなひたすら潮が引くのを待っていて、あんまり活発に動かないので、こんな近距離にいても、けんかにはなりません。
  

 潮が引けば、大集団で干潟を目指して行進します。これはクリソスピーの特徴ともいえる行動です。いろんな国のクリソスピーでも見られるようです。

 マングローブ林の中に入り込むと、ところどころに潮溜まりがある、うっそうとした暗い感じです。
 ここでは、トビハゼの種類だけがいました。おっとりとしたノーベンとミヌータスがほちほち歩いていました。クリソスピーと比べると、こちらが近づいたりして危険を感じない限り、マイペースにうろうろしています。
 こうやって見てると、トビハゼ天国でした。マングローブ林の中は日陰が多く、乾季(3月)だったので気温が高くてもさわやかな感じでした。時間がたつのを忘れて、ほよよんとトビハゼ時間にひたっていました。
 P.novemradiatus 
 P.minutus
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