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トビハゼ行脚 〜世界編〜

  ラノーン(タイ南部) その3 国立植林センター付近

 ラノーンは、タイでも最大の面積をもつマングローブ林があり、特に河口近くの林中は、大小さまざまな支流がくもの巣のように流れています。そのため、距離的には近くても環境が大きく異なる場所が見られるのです。すぐ近くの山から細流として部落内を流れ、ンガオ川へと注ぎ込んでいます。そのため、潮が満ちてくると完全に海水が入り込みますが、潮が引くと塩分濃度の低い川の水が流れてきます。一日のうちの塩分濃度の変化が大きいエリアです。

  

  上のトビハゼが2000年にこのラノーンで見つかったワライラケ(P.walailakae)です。
目がとても良いようで、ものすご〜〜い動きが速いんですよ。追いかけるこちらの姿を遠くから認知しているようです。おかげで横からの姿を撮影させてもらえませんでした(ToT)
  ワライラケは、とても大きくなります。今、家にいるのが15センチになっています。ここで見た時も、とても大きいのがたくさんいました。

 ここにもノーベンがけっこうたくさんいました。ただ、小さい個体が多かったです。私たちの足元をうろちょろしつつ、こちらをうかがうためにまた出てきたり...と愛嬌たっぷりでした。
 この種類はミヌータス Periophthalmus minutusです。ミナミトビハゼに非常に似ていますが、第一背ビレに太い黒ラインが入らないことが決め手でした。あまり大きくならないようで、見かけた最大個体でも全長6センチほどでした。海水塩分のとても高いところでよく見かけますが、水ぎわに出てくることはほとんどなく、干潟の水たまりやマングローブ林の一番奥で見かけることが多かったです。
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